最近感じる理想とのギャップ

top2011_0710.jpg最近はWEB関連の求職者減ってきているとか。
その理由はきつい、難しいというイメージが浸透してきたのが原因らしい。

確かにデザインというとっても華やかに聞こえの裏側は、日々の勉強や理想とのギャップ、ルーチンワークに地味な作業、深夜作業とかあたりまえ?w、きつい割には低い給料?wwwなど、華やかイメージだけをもってこの業界に参戦すると戦線離脱するのも分かる気がする。

雑誌など紹介される人はやっぱりかっこいいと思う。
しかし、彼らを目指すなら人の何倍も努力と、探究心が必要かもしれない。

昔はそんな人を目指してがんばろうと思った時期もあったし、自分には何ができるか!?と自問自答を繰り返しながら行動することを心がけたり・・・。がむしゃらに何を探していた時期もあった。

そんな自分が見えてきたのは"ハイクオリティなスタンダード"だ。
言葉的には、すごそうな意味がありそうだが、自分が考える事はもっと単純で、「なぜ、どうして」という部分をぶれる事無く作業を進行していく。という事だ。

たとえば自分たちがWEBのプロであれば、クライアントはその道のプロのはず。プロがプロに何かを依頼する時は、それなりの理由があるはずだ。それをしっかり理解して解決していくが何よりも大事だと思う。それをスタンダードとして、日々の作業に取り組む事が何を作っていく中で大事だと分かってきた。


冒頭に出てきたが、ネガティブな発想を打破するには、「なぜ、どうして」という部分を理解し、それを解決するために自分が作業している事を把握することが大切だと思う。
きっとそこが分かれば、その人に新しい発想がうまれるはず。

こんな事を高らかと言っている自分だが、理想とのギャップには日々苦悩しているww
その要因は、この業界の特徴のひとつでもある時間の流れがとっても早い事があると思う。

「なぜ、どうして」という部分を完全に消化する前に、手を動かす事がある。
ひとつに案件にかけることが時間というのは決まっている。その時間配分も個人個人違うと思う。
そして、案件の数も複数を平行で掛け持ちするのも当たり前だと思う。
※ひとつの案件だけをじっくり考えるというのは理想なのかもれしない。という時点で理想とのギャップだwww

数をこなせば、問題解決のセオリーは見えてくると思う。だが、そればかりしていると、作業自体がルーチンワークに
なってしまう。クライアントに満足してもらうのはうれしい事だが、自身はあまり満たされなくなってくる。

「もっとこうすれば、こういう発想を試してみたら」作業をある程度終えてから感じる、消化不良な一面。

そんな理想と現実のギャップは日々ある訳だが、ずれてはいけない軸をしっかり理解して作業することだけは忘れてはいけないと思う。