眠る時間が勿体無い。

top2010_0716.jpgこう思ったことは無いだろうか。
高校生、大学生、専門学生、社会人1年生などやる気や情熱、熱気や目標が自身の中にあった時は寝る間を惜しんで、その事に没頭した経験は無いだろうか。
「あの時は若かった。」
そんな一言を口ずさんでいる時は、飲みの席や、ふと自分自身を見つめる時ではないだろうか。

しかし、今でも思う「寝る時間が勿体無い」と。
だが、昔とは状況が違う。

今は不安や焦り、目が覚めたら始まる一日に恐れを感じ、寝る事をためらう。
もしくは、ルーチンワークの様に繰り返されるライフスタイルに、危機感を
感じているのだろうか。

何か行動をしなければ。何かを変えなければ。そう思う気持ちが
寝るという行為を妨げる。

無意識のうちに。

この状況が続くと身体に悪影響が出てくる。

そして、思い通りにいかない事が不安のタネとなり不の連鎖に陥ってしまう。
焦れば、焦るほど不の連鎖は加速する。

そして、心身共に壊れていく。

そうなる前に手を打つ必要がある。

解決策は寝る事。
寝る時携帯は自分から近からず、遠からずの場所に置く。
布団の入った時「自分は今から寝る」と軽く思う。決して強く思わないこと。
そして、まぶたを閉じたらこう考える。

自分は黒い空間にいる。真っ暗な空間だ。そこには光も無ければ地面も無い。
ただその空間では全身が力が抜けていく。指先の感覚は無くなり、音が無くなり
意識が無くなる。

・・・・意識的思考回路の停止。

気がついたら、朝になっていることを願い、これを締めくくりたいと思います。